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誰もが直面する!?認知症で一番困る事は〇〇②

 
≪目次≫

~~前回のトピックス誰もが直面する!?認知症で一番困る事は〇〇①】はこちら~~
1.日本国民のほぼ全員が直面する『年金』問題とは?
2.認知症と年金の関係性
2-1.なぜ口座が凍結されるのか
2-2.家族での代理はできる?
3.法定後見制度の活用は有効なのか
3-1.成年後見申立ての手続きに時間がかかる
3-2.後見人報酬が発生するケースがある
3-3.本人に必要な用途以外では引き出せない
3-4.成年後見人にかかる負担
~~~~~~~~~~~~~~~~~
4.認知症対策するためには?
4-1.任意後見制度&財産管理等委任契約
4-2.家族信託
5.まとめ


4.認知症対策するためには?

前回のトピックス、誰もが直面する!?認知症で一番困る事は〇〇①】にて、金融機関に認知症と判断された為、年金口座が凍結され引き出しが出来なくなってしまった、という危険性について取り上げてみました。

認知症と診断されると本人の意思確認がとれず、成年後見制度を利用しない限り代理行為等は出来ません。

その成年後見制度も、確かに便利ではありますが、一方で周囲の家族にとっては制約や負担もあり、手放しでお勧めできる訳ではありません。

今回は、そうなってしまう前に対策として何が出来るかについて触れていこうと思います。

認知症になってしまうと、本人の財産管理は後見人以外はできず、法定後見制度はメリットもありますが、多くのデメリットも抱えています。

さてそれではそうなる前に、認知症対策としてできることと言えば、、

それは家族信託任意後見契約&財産管理等委任契約です。

家族信託と任意後見制度、どちらが良いのか?とお考えの方もいるかと思いますが、優劣をつけるものでなく、活用できる範囲が違うため、並列に考えるのが良いでしょう。


 

 
4-1.任意後見制度&財産管理等委任契約


まず、任意後見契約と財産管理等委任契約はそれぞれ別個の契約ですが、生活費の引き出しや施設への費用支払といった身上監護を主な目的とする『任意後見契約』とまだ認知症になる前から財産管理をする財産管理等委任契約』をセットで結ぶことで、本人の判断能力が低下してきた際の支援が可能です
(更に、財産管理→任意後見への移行期を見計らうために『見守り契約』を結ぶのが一般的です。)

ただしこの場合、任意後見契約開始と同時に後見監督人が就くことになりますので、後見監督人への報酬と報告義務が発生します。


 

 
4-2.家族信託


では、家族信託はどうでしょうか。これまでにも家族信託は認知症対策として効果的という話は再三取り上げていますので、ここであえてご説明する事はしませんが、実家等の不動産、現金、株等の有価証券、いずれも信託契約を使って受託者が活用・運用する事が出来ます

しかしここで一点注意すべきことがあります。

こと年金口座に関しては、そのままでは信託する事が出来ないのです。

なぜなら、信託財産として預けられた現金等は信託口口座としてその活用・運用がなされるからです

前述のとおり、年金は本人名義でしか受給できないため、信託口口座に直接受給する事は出来ません。

そこで、自動振込サービス(金融機関により名前が異なります)等を使って、本人名義口座→信託口口座へと自動振込させる設定をして初めて、信託財産として受託者が取り扱う事が出来ます。
(信託財産は特定された財産であるため、このように年金口座から信託口口座へと自動入金され毎月入金される旨も信託契約に明記しておく必要があります。)

ただし、信託契約を結んだ後、本人がいざ認知症になるまでの時間、自分の自由に使えるお金が全くないとそれはそれで困ってしまいます。

よって、特定の財産を予め信託財産として家族信託し、あわせて任意後見契約&財産管理等委任契約を結んでおくことで、信託契約以外の本人の財産も家族で管理するのが、包括的にスムーズに管理できる方法と言えるでしょう



5.まとめ

 
◎認知症になってしまうと、銀行口座が凍結し、年金等の引き出しが出来なくなる
◎成年後見制度を利用する事で引き出しは可能となるが、費用がかかる等のデメリットが大きい
◎認知症対策には家族信託と任意後見契約&財産管理等委任契約が効果的

家族信託は認知症対策に効果的とは言っても、いかなる時にも万能なわけではありません。

大事なことは、ご自身の希望を叶えるためにはどうすれば良いのかを検討する術を持つ事であり、それには相続・生前対策に関するあらゆる周辺知識が必要となってきます

当法人では相続・生前対策専門の司法書士がご相談者様の状況に合わせて、様々な角度から最適な方法をご提案しています。

認知症対策をお考えの方は、渋谷区、目黒区学芸大学駅の司法書士法人鴨宮パートナーズまで是非一度ご相談ください。
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